池袋駅「東西デッキ」プラン

池袋駅の線路に上空を結ぶ通路(東西連絡デッキ)を設置するという計画があり、具体化に動きだしている。池袋駅東口に2019年4月に開業した20階建ての「ダイヤゲートビル」は池袋駅の東西を結ぶ東西デッキと接続することができるように建設されている。
そんなおり、5月17日に東京都が「新宿グランドターミナルへの再編に向けたまちづくり」で東西デッキ計画に着手すると発表した。このプランは、東京都と新宿区が策定した「新宿の拠点再整備方針(平成30年3月)」で駅の線路上空に東西デッキの新設と駅前広場を再構成することなどがテーマとなっている。計画では2019年に都市計画決定、2020年度以降事業計画決定が予定されている。
池袋駅の東西デッキについては、2015(平成27)年に豊島区が「池袋駅東西連絡通路(東西デッキ)整備基本構想整備基本構想」を公表している。
そのプランは、ダイヤゲートビル建設で想定されている「南デッキ」は、西口の「メトロポリタンプラザビル」と「西武百貨店」を接続し、さらに「西武鉄道旧本社ビル」を結ぶ位置に整備し2020年工事に着工する。この時点では駅の北側で計画案がある北デッキについては詳細は検討中となっている。
■東京都庁 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/05/17/02.html
■新宿区役所 https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/toshikei01_002155.html
■豊島区役所 https://www.city.toshima.lg.jp/405/machizukuri/fukutoshin/1511051638.html