豊島区が東池袋に「フレイル対策センター」を5月10日にオープンした。そもそも「フレイル」って何なのか。フレイルとは、加齢に伴い筋力や認知機能などの心身の活力が低下している状態のことを「フレイル(虚弱)」」と定義されている。この状態から健康な状態に戻るには、「栄養」「健康」「社会参加」の3つを心がけることが必要になるという。
豊島区の「フレイル対策センター」は、フレイル対策リレー講座や看護師や歯科衛生師などによる相談業務、高齢者向けサロン活動の支援などを行う。オープニングイベントとして5月は、呼吸講座と吹き矢体験、美容教室などが行われている。
開館時間9時から16時、電話5924-6212 東池袋2-38-10
すでに東京都健康長寿医療センター(板橋区)には「フレイル外来」という診療科があり、2015年に日本ではじめて、フレイル外来を始めて以来、約500人を超える患者が受診している。
■東池袋フレイル対策センター  https://www.city.toshima.lg.jp/167/kenko/koresha/kaigoyobo/1903181809.html
■東京都健康長寿医療センター https://www.tmghig.jp/hospital/department/medicine/frailty/