豊島区が2020年度から、西池袋の立教通りを「環境モデル路線」とする工事に着工する。この事業は、豊島区の2020(令和2)年度予算案重点事業の一つとして公表(2月4日)にされた。予算説明では<立教通りの関係者等との協議を踏まえ、歩道拡幅、無電柱化による安全性、防災性の向上を図り、環境機能と景観機能を確保した先駆的な道路整備を行う。>。工事は2020年から2026(令和8)年度の6年間にわって行われる。予算案では初年度は1億740万円が計上されている。
どのよう道路になるのだろうか? 2014(平成26)から豊島区役所が検討をはじめ、同年から地元の商店会や町会などと「立教通り整備推進協議会」を立ち上げて会合を行っていた。協議会の「西池袋まちづくりニュースNO7」(2019年7月)によると、立教通りを商業、教育、住宅の3エリアに区分して、住宅エリアは相互通行部分にして、あとの2区分は山手通りから池袋駅に向かう一方通行にする案となっている。
教育エリアでは道路幅11mのうち歩道部分は合わせて5.5m、あとの1.5mは樹木の植栽、車道は4m、商業エリアは歩道部分は6m、植栽や道路照明、防犯カメラなどで1m。住宅エリアは車道6m、歩道4m、植栽1mとなっている。
■立教通り整備事業 https://www.city.toshima.lg.jp/330/rikyo/1908161028.html
■2020豊島区予算案重点事業 https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/kaiken/documents/hp_presssiryou.pdf
■西池袋まちづくりニュース http://www.city.toshima.lg.jp/330/rikyo/documents/rikkyounisiikenewsno7.pdf
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