東池袋1丁目の再開発ビルの建設工事が着々と進んでいる。昨年8月15日から再開発事業区域内にある区道が廃止、既存のビル建物の解体工事を終了し、建設工事が5月から始まった。
建物は「建築計画のお知らせ」によると<地下4階・地上31階建て(塔屋1層)延べ15万5561㎡。高さは約174m>。着工は2025年5月下旬、完了は2028年7月下旬予定。
再開発ビルは<池袋のアート・カルチャーを体験、発信する池袋の新たな文化・交流拠点を形成す事務所・文化体験施設・イベントホールを備える複合建築物>だ。
再開発組合の事業計画書によると5階と3階は文化体験施設でそれぞれ約3,870㎡、約3,330㎡。そして地下1階と2階は文化イベントなどに利用できるイベントホールで、地下1階2,150㎡、地下2階は約6,870㎡の予定。1階はエントランスと、イケバス運行拠点となる。
建築主は「東池袋一丁目地区市街地再開発組合」で地区面積は約1.5ヘクタール、総事業費は約1,371億円
豊島区は「東池袋一丁目地区市街地再開発組合」に、これまで38億2200万円を補助している。2020(令和2)年度には事業計画作成費として4億400万円、2022年度に実施設計などに6億1,900万円を、そして2024(令和6)年度は建築物除却等補償費に28億円を補助。
■東池袋一丁目地区再開発 https://www.city.toshima.lg.jp/300/2110070909.html
■再開発組合の事業計画書 https://www.city.toshima.lg.jp/documents/37201/1_jigyoukeikakusho.pdf