「としまぐらし会議」2月4日 明日館にて

豊島区役所の2018(平成30)年度の予算案が、2月5日の高野豊島区長の記者会見で公表された。一般会計予算は1,246億4千9百万円で前年度より79億4千8百万円増えて豊島区役所と過去最大の予算だそうだ。収入は区民税で319億72百万円と、都庁と特別区23区で分配する特別区財政調整交付金307億円、消費税(豊島区分)61億円、国庫支出金・都支出金328億円などとなっている。
公表された予算案は、2月14日(水曜日)から3月26日(月曜日)まで開会される豊島区議会第1回定例会で審議され、最終的に豊島区2018年度予算となる。
豊島区役所のあらゆる仕事の予算のうちいくつかをピックアップする。予算案の概要は下記のホームページで読むことができる。。
豊島区は、昨年4月に保育園の入園で待機児童ゼロを達成しているが、このゼロを維持するために認可保育園10園・定員600名増を計画。予算額は23億272万円。これまで2016(平成28年)度には定員699名増で認可保育10園などを増設、2017年度は定員723名増、認可保育園13園新設している。
特別区23区も児童相談所設置することになり、その準備事業として、子どもの虐待問題に迅速かつ的確に対応し、司法的対応力を高め支援体制の強化をはかるために非常勤職員の虐待対応協力員2名と弁護士1名を採用する予算を8,662千円を計上している。
区立公園の全面禁煙化を2018(平成30)年10月1日に実施するが、池袋西口公園など7公園については段階的に禁煙化する。区民からのパブリックコメント(意見公募)のあと条例化する。
公園のトイレなど約85か所を2017年度から3カ年で建替え改修する。予算額3億5,100万円。
池袋西口公園を文化芸術を発信する劇場公園として改修するために、2017年基本計画策定、2018年8月 基本設計・実施設計2019年1月着工、10月完了、概算工事費3年間で約26.8億円
●特別区財政調整交付金は、特別区23区の固定資産税や市町村民税法人分、特別土地保有税を東京都と特別区23区が調整して分配している。
■豊島区長記者会見  http://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/h2902/1802051229.html
■豊島区議会 http://www.city.toshima.lg.jp/kuse/gikai/