『シルクロード新世紀 — ヒトが動き、モノが動く —』

サンシャインシティの「古代オリエント博物館」が、9月29日から12月2日に開館40週年記念特別展『シルクロード新世紀 — ヒトが動き、モノが動く —』を開催する。
シルクロードとは中国と地中海世界の間の歴史的な交易路を指す呼称。2014年にシルクロードの一部である中国、カザフスタン、キルギスの関連遺跡など計33件が2014年に「シルクロード:長安-天山回廊の交易路網」の名で『ユネスコの世界遺産』に登録された。
登録理由は、シルクロードがユーラシア大陸の東西交流史において重要な役割を果たしたとう歴史的意義を認めたもの。
日本でシルクロードが注目されているのは、奈良の正倉院にシルクロードを通って到来したの宝物の存在、そして1980年代にはNHKテレビが放映した「NHK特集シルクロード」でシルクロードがブームとなったことなどが契機となっている。それ以後にシルクロードの舞台だったユーラシア諸地域は政治的経済的に大きく変化し、そして発掘調査の新発見や研究成果などがあり、古代シルクロード像が大きく変化しているという。今回の展示で博物館は東・東南アジアのユーラシア各地を総合する<シルクロード概念の再構築>を試みるという。
入館料 一般 1000円、大高生 800円、中小生 600円
■古代オリエント博物館 http://aom-tokyo.com/exhibition/180929_silkroad.html