豊島区は11月15日に、2026年度に区民からの提案された事業を<区民投票>で選択された4つの事業を発表した。
区民からの提案は2025年6月に提案募集し、65件の提案があり、区が内容確認し「こころと体の健康づくり」と「多様性の尊重・多文化共生」の2分野の計8件を選択した。8月~9月にその8件を区民投票の対象にした。
その投票結果、4件が予算化対象事業になった。「こころと体の健康づくり」分野で<キッチンカーによる「まちかどカフェ」>と<ケアする人が、ケアされる時間>の2提案。
「多様性の尊重・多文化共生」分野で<食やアートを通じた 多文化交流イベントの実施>と<多様性への理解と意識変容に向けた 子育て世帯の居場所づくり>の2提案。
豊島区はこの提案を2026年度に予算化(上限1千万円)して、区議会に予算案として提案する。
区民投票は、区HPの専用サイトと区の施設に備え付けの投票用紙で実施した。投票総数は1,346 票、投票者数606 人(ひとり1回、3票まで投票可)。
投票者の年代は、20代以下の295人、30代100人、 40代95人、50代76人、60代24人、70代以上16人。この投票で若い人が半数近くを占めている。
■豊島区民による事業提案制度 https://www.city.toshima.lg.jp/553/2504081639.html
■予算化対象事業 https://www.city.toshima.lg.jp/documents/51189/20251104105701.pdf