光文社 池袋ビル

池袋西口の池袋駅から要町駅に抜ける通称「乱歩通り」の中ほどのランドマークのレンガ色の「光文社ビル」が空ビルになっている。2019年の7月には1階の「ミステリー文学資料館」が閉館し、その後はどうなるかと思っていたが。ついに全館閉館となっていた。
これから光文社ビルは、そのまま存続するのか?あるいは解体して新ビルになるのか?ある不動産情報サイトによると<東京建物と三菱地所レジデンス>が光文社から買い取っている。光文社はこのビルの売却で3年ぶりに黒字になったとも報じられている。
ミステリー文学資料館」は「光文文化財団」が1999年4月にミステリー専門図書館として開館し資料展示会の開催や所蔵資料の閲覧サービスを行っていた。文学資料館閉館にあたってのあいさつでで「ミステリー文学資料館の再開に向けての協議、活動は続ける」として、収蔵資料は光文社で保管するそうだ。
この資料館と近くの立教大学の大衆文化研究センター「旧江戸川乱歩邸」とのつながりでビル前の道路を地元の人たちにより「乱歩通り」と命名したと言われている。
■光文社 https://www.kobunsha.com/
■ミステリー文学資料館 https://www.mys-bun.or.jp/#mysbunMap
■日経不動産マーケット情報 https://tech.nikkeibp.co.jp/kn/atcl/nfmnews/15/102304622/
■乱歩通り https://ikb-ranpo-street.jp/
■大衆文化研究センター https://www.rikkyo.ac.jp/research/institute/rampo/