南池袋公園・被爆アオギリ2世 中池袋公園・被爆クスノキ2世

南池袋公園の片隅にひっそりとアオギリがある。このアオギリは、76年前の1945年8月6日に広島の爆心地から1.3㎞で被爆したが、焼き焦げた株から芽を吹き返した親木の種から育てられた「被ばくアオギリ2世」。
ハレザ池袋前の中池袋公園には、1945年8月9日に長崎で被爆したクスノキの種から育てられた「被爆クスノキ2世」が植えられている。
この2本の樹は、豊島区が1982(昭和57)年に非核都市宣言をして「非核宣言自治体協議会」の会員になり、広島市の「被爆アオギリ2世」と長崎市の「被爆クスノキ2世」を2003(平成15)年に譲りうけ、南池袋公園にアオギリを、中池袋公園にクスノキを植えたもの。この2か所の公園とも大規模改修工事が行われたが、撤去されることなく「豊島区非核都市宣言」の証となっている。
■豊島区非核都市宣言 https://www.city.toshima.lg.jp/026/kuse/hewa/hewa/003758.html
■日本非核宣言自治体協議会 http://www.nucfreejapan.com/