東京都が新型コロナウイルス感染症の対策として8月補正予算(案)の追加分を公表した。この補正予算案の総額は3,278億円(8月12日に公表1,556億円と今回追加分1,722億円)。
今回の追加分1,722億円の内訳のほとんどの1,405億円は、9月1日から12日までの飲食店などに、緊急事態措置期間中の休業や営業時間の短縮などで協力した店舗に支給される。
また、時間短縮した飲食店以外の大規模施設(床面積1,000平方メートル超)に対する協力金は128億円酸素ステーションの設置に40億円、飲食店の休業や時間短縮等で売上高が減少した中小企業者等月次支援給付金149億円
この1,722億円の財源は国から国庫支出金1,527億円と東京都(財政調整基金繰入金)195億円などとなっている。今回に補正予算で都の2021(令和3)度予算総額は10兆2,273億円となる。
補正予算案は都議会2021(令和3年)第二回臨時会に提案される。
■都8月補正予算案 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/08/17/32.html
■東京都感染拡大防止協力金 https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/topics/emergency/jitan/
■都議会第2回臨時会 https://www.gikai.metro.tokyo.jp/schedule/extraordinary-session.html