新型コロナウイルス感染症の世界的流行により開催が危ぶまれていたが、東京芸術祭実行委員会は今年も<東京芸術祭 2020>を開催すると7月6日に公表した。公演については感染症との共生を図るため多様な方法を検討して実施するという。開催期間は9月30日(水)~11月29日(日)で、会場は豊島区池袋周辺エリアが中心となる。
<東京芸術祭>総合ディレクターの宮城聰さんは次のようにコメントしている。 <東京の魅力ってなんでしょう? ひとつだけ挙げるなら、やっぱり多様性ではないでしょうか。いろんな人がやって来る。いろんな「他者」を知ることができる。どんな人にも居場所がある。いまこそ、改めてこの魅力を取り戻す時です。精神に自由な外出をさせましょう。「多様性」と「防疫」は、きっと両立します!>
芸術祭の全体像はまだ公表されていないが、「第13回フェスティバル/トーキョー20」部門は、「想像力どこへ行く?」をテーマに8組のアーティストが参加して、10月16日から11月15日までの31日間にわたって開催する。上演作品は、オンラインを活用したプログラム、若手アーティストと協働する事業、市民参加型の作品などのプロジェクトを予定している。フェスティバル・トーキョー20のプログラム詳細は7月10日(金)に発表される。
■東京芸術祭2020 https://www.artscouncil-tokyo.jp/ja/news/43695/
■フェスティバル/トーキョー20 https://www.festival-tokyo.jp/20/news/ft20-announce_press.html