東京都は2020年6月に東京都公園審議会に「「雑司ケ谷霊園再生のあり方について」再生のあり方について」諮問(意見を求めた)し、2021年3月25日に答申(意見を具申)を受けた。
審議会は、再生の方針として「歴史や文化を伝える空間として再生」、「地域の貴重な緑を育む空間として再生」、「故人を偲ぶ静謐な空間として再生」の3点の方針を示した。
再生に向けた取り組みは、霊園の機能としては<園路を改修するなど霊園施設を充実し、墓参者の利便性を向上>、<雑司ケ谷霊園にふさわしい集合墓地を提供>、<空地を集約し、休憩や散策が可能な広場や園路等を整備>を行う。
公園としての機能は、江戸期の<御鷹部屋であった土地の歴史等を後世に伝える仕組みを整備>、<歴史的な人文資源として、著名人墓所を保全・活用>、<地域の貴重な緑地として、周辺の公園緑地等と連携し、人々が集い憩う空間として活用>、<災害時の避難等にも資する入口や広場、園路等を整備>などとなっている。
再生事業のスケジュールについては、直ちに再生整備計画策定し、2022(令和4)年度以降事業着手し、事業計画概ね10年程度としている。
■都雑司ヶ谷霊園再生についてhttps://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/park/shingikai/zoushigaya_toushin.html
■雑司ヶ谷霊園再生 概要版 https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/content/
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