豊島区民にとって身近な公立病院、丸の内線新大塚駅近くの「大塚病院」、東上線大山駅近くの「豊島病院」の2病院は都立病院だと思われていたが、豊島病院はすでに2009年に東京都保健医療公社に移管されていて都立ではなくなっている。その2病院が来年7月から変わるらしい!!
東京都は、大塚病院と豊島病院を含めた8つの都立病院と6つの公社病院・がん検診センターを、一体化し2022年7月に「地方独立行政法人化」する計画を進めている。
この計画について「東京保険医協会」は、<コロナ禍中でなぜ独法化を急ぐのか、そして<都立・公社病院の「独法化」は、公立病院の縮小、利用者の自己負担増で「経営優先」の運営手法へと変化していく医療の後退につながる>と反対している。
病院で働いている職員組合は、<都民の命と健康をまもるために都立病院を独立採算で経営効率を優先する地方独立行政法人化に断固反対します>と表明している。
これに対して東京都はホームページに、<都立病院・公社病院の地方独立行政法人化に関するQ&A>を設けて独立法人化について説明している。
■都病院経営本部 https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/about/jigyou/soshiki_gaiyou/soshiki/sosikidopou/index.html
■東京保険医協会 https://www.hokeni.org/docs/2021101500037/
■都庁職員労働組合 衛生局支部 https://www.eiseikyoku-shibu.com/sibunews/211005.html
■都立病院・公社病院の地方独立行政法人化に関するQ&A
https://www.byouin.metro.tokyo.lg.jp/about/jigyou/soshiki_gaiyou/soshiki/sosikidopouqa/index.html