東通りの本屋さんと言っても「ジュンク堂池袋本店」ではなく、ジュンク堂のすぐ横の通りが東通り、通りを都電雑司が谷駅に向かって南池袋小学校の先のビルの2階にある小さな書店「天狼院書店」。開店した当初は変わった名前なので気になっていたが、あまり便の良くないところなので、よっぽど強力なスポンサーがいてアンテナショップ的な書店で、失敗して直ぐ撤退するだろうと思っていた。それが1年近くたっても店は続いている。
先日初めて書店を覗いてきた。店内には本だけではなく、コーヒーなどを飲みながら(18時以降はアルコールも)本を選べるようだ。店員の選んだ本を目立つところに展示したり、本の著者を招いての講演(天狼院LIVE)、読書会、客のクラブ活動(英語部、フォト部、落語部・・・)も行われているようだ。店内には期間限定なのだろうが「冷やしこたつ」で読書ということだろうが不思議なものが鎮座していた。狭い空間に本がたくさんある個人の居間のような感じだ。
街の本屋が次々と消えていく中こんな本屋さんなら、大型書店、ネット書店とは違った本との出会い、人との出会いがある本屋のモデルになるのでは!?
■天狼院書店 http://tenro-in.com/

天狼院書店 2014/09

天狼院書店 2014/09