廃業した池袋2丁目の銭湯(現在はマンション)

東京の銭湯の料金が消費税の引き上げに合わせて10月から10円値上げで470円になる。ただ中人(6歳以上12歳未満の者)180円と小人(6歳未満の者)80円はそのまま。この値上げは、東京都の「公衆浴場入浴料金統制額」の改正によるもの5月31日に公表された。
東京に銭湯は何軒あるのだろう。都のデータによると1968(昭和43)年には2687軒の銭湯で、この年に自家風呂保有率は42.2%、そして2008(平成20)年には銭湯879軒、自家風呂保有率は97.6%に上昇し、この40年で1,808軒が廃業している。その後も廃業が続き2019年4月時点で1968年のたった約2割の537軒となっている。
豊島区の浴場の詳細なデータはないが、豊島区役所によると2018(平成30)年1月1日現在24ヶ所(1ヶ所休業中)となっている。区役所は外国籍区民向けて英・中・韓による銭湯のパンフを作成している。
■東京都 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/06/03/05.html
■東京浴場組合 https://www.1010.or.jp/
■豊島区浴場組合 http://www.toshima1010.org
■豊島区役所 http://www.city.toshima.lg.jp/121/machizukuri/sangyo/sangyoshinko/011495.html
■英・中・韓の銭湯パンフ http://www.city.toshima.lg.jp/121/machizukuri/sangyo/