銭湯「新栄湯」のあと

「新栄湯」跡地の「建築計画のお知らせ」

池袋二又交番近くの路地裏の銭湯だった建物の解体が始まり、唐破風といわれる銭湯の独特の玄関の土壁の解体作業からはじまり、いよいよ銭湯のシンボルでもあった一本の太くて高い「煙突」が現れ、解体も間もなく終わるようだ。同時に工事現場には解体後の「建築計画のお知らせ」が張り出された。計画によると地上7階、高さが21メートルのビルで共同住宅31戸と事務所(1)で完成は2019(平成31)2月になっている。
この銭湯は池袋2丁目の「新栄湯」ですでに2014(平成26)年2月から休業していて今年の7月から解体が始まっていた。
銭湯が次々と廃業しているが豊島区内には銭湯がいくつあるのだろうか?豊島区浴場組合のホームページに27の浴場が、東京浴場組合のHPの紹介によると豊島区内に25ヶ所(内1が休業中)となっている。
入浴料は昭和50年には大人100円 昭和63年には大人280円、2017(平成29)現在は大人460円、中人(小学生)180円、小人(6才未満)80円(都内統一料金)となっている。
■豊島区浴場組合 http://www.toshima1010.org/
■東京浴場組合 http://www.1010.or.jp/