「ラビュー Laview」西武鉄道

池袋と秩父とが直通電車で結ばれて50年。1969年10月に西武線の終点だった吾野駅と西武秩父間を結ぶ西武秩父線が開通した。それまでは、池袋から秩父に行くには、国鉄高崎線熊谷駅を経由し秩父鉄道ルートと、東武東上線で寄居駅を経由ルートで3時間ほどかかっていた。この開通で秩父と池袋と直結した。この時から西武鉄道は1時間20分ほどで秩父に行ける「特急レッドアロー」の運行を始めた。
そのレッドアローが2020年3月13日で定期運行が終了する。レッドアローは開業時の1969年から1995年に運行された初代車両、第2世代は1994年から「ニューレッドアロー」として運行が始まっている。そのニューレッドアローも新特急ラビュー(Laview)に席をゆずることになる。3月14日からのダイヤ改正で「ラビュー」は池袋と秩父を77分で結ぶ。
なお、初代のレッドアローの先頭車2両が横瀬車両基地で保存されていて、6両は富山地方鉄道で観光列車「アルプスエキスプレス」などとして現役で運行されているそうだ。
■西武秩父線50周年 https://www.seiburailway.jp/railways/chichibu/
■ラビューLaview https://www.seiburailway.jp/express/limitedexpress/laview/about/