先生たちは働きすぎ、そこで豊島区教育委員会は、豊島区立小・中学校で夏季休業中に8月13日から16日の4日、冬季休業中に12月27日の1日を休校して教員が休めるようにする。さらに働きすぎを是正するため教員の出退勤システムを導入し、客観的データによる勤務時間の“見える化”を図り、時間管理を適正に、そして中学校での部活動顧問の負担を軽減するため、部活動における外部指導員の活用する。人材は地域の大学やスポーツ団体と連携し指導員を配置し部活動を充実する。
この方針は、豊島区教育委員会が2018年6・7月に区立小・中学校の教員の勤務実態を調査し、一般教員の約4割が過労死ラインとされる週60時間を超えて在校していることが判明し、この調査を受けては2019(平成31)3月に策定された「豊島区学校における働き方改革推進プラン」に基づくもの。
東京都教育員会では2017(平成29)年度に実施した都内公立学校教員の勤務実態調査の結果、教員の長時間労働の実態が明らかとなったことから、2018(平成30)年2月、都教育委員会は「学校における働き方改革推進プラン」を策定し、さらに2019年2月に「学校における働き方改革の成果と今後の展開」についての文書を公表した。
■豊島区教育委員会 https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/r0107/1907090946.html
■豊島区改革推進プラン http://www.city.toshima.lg.jp/347/kosodate/inkai/1906191018.html
■東京都教育庁 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/02/14/13.html