12月17日に「第17回小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者が公表された。翻訳部門の受賞者は三輪玲子さん・⽊村典⼦さん・手代木麻里さんの三人。上演部門は、『アンドーラ 十二場からなる戯曲』と『ファンレター』の2作品。
三輪玲子さんは東京演劇アンサンブル『ヤマモトさんはまだいる』の翻訳・ドラマトゥルクに対して、⽊村典⼦關さんは『ファンレター』(東宝)の翻訳に対して、手代木麻里さんは『Touching the Void タッチング・ザ・ヴォイド ~虚空に触れて~』(パルコ)の翻訳に対して。
作品賞はマックス・フリッシュ作、翻訳 長田紫乃さんの『アンドーラ 十二場からなる戯曲』(文学座)とハン・ジェウンさん台本・歌詞、⽊村典⼦さん翻訳の『ファンレター』(東宝)。
小田島雄志・翻訳戯曲賞は、2017年まで翻訳家の小田島雄志さんが個人で主催し、優れた翻訳戯曲の提供者を表彰してきた賞。2018年からは、実行委員会が名称と趣旨を引き継いで運営している。
小田島雄志さんは、東京芸術劇場名誉館長、名誉都民(2021年10月)、そして豊島区芸術顧問(元)で、この賞の事務局も豊島区にあり縁がある。
■小田島雄志・翻訳戯曲賞実行委員会 https://sites.google.com/view/odashimaaward/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
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