「永遠の映画スター三船敏郎」新文芸坐

東池袋の新文芸坐で三船敏郎さんが出演した映画の連続上映[永遠の映画スター三船敏郎」が7月10日から25日まで興行がある。それも三船敏郎というと黒沢明さん監督作品での三船というイメージが強いが、この興行は黒沢作品だけでなく三船さんが出演した名作を上映する。
この企画は『三船敏郎、この10本』という本の刊行記念で行われる。本は三船プロダクション監修で、高田雅彦さん編著の書籍で、3部で構成で三船の人物像、三船の主演作・助演作・外国映画の3カテゴリーでそれぞれ10本を紹介し、データとして出演作品一覧などを収禄している。今回の連続上映中の7月16日には編著者の高田雅彦さんと三船史郎(三船敏郎の子息)のトークショ-が行われる。。
上映作品は1947年の谷口千吉監督「銀嶺の果て」、1950年の木下恵介監督「婚約指輪」、1960年の岡本喜八監督の「暗黒街の対決」、1967年の小林正樹監督「上意討ち 拝領妻始末」、変わったものでは山田洋次監督の「男はつらいよ 知床旅情」などは2本立て興行、そして午前9時45分からの一本立てのモーニング・ショーでは[MIFUNE LAST SAMURAI」、黒沢監督の1957年の「蜘蛛巣城」、1948年の「酔いどれ天使は」は複数回上映される。
入場料 2本立て、1本立てとも 1,350円、シニア1,100円
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/program.html#d0710
■白桃書房「三船敏郎、この10本」 http://www.hakutou.co.jp/book/b352296.html