南池袋の秋 2020/11/12

豊島区役所が人事、給与福利関係の定型的な仕事を、民間事業者に委託するために「人事関連事務業務委託プロポーザル」を12月3日締め切りで募集している。
委託をする業務は募集要項によると(1)給与業務(2)福利業務(3)会計年度任用職員業務(4)人事関連業務(5)職員健康業務 の5つの業務。期間は2021(令和3」年4月1日から2022(令和)4年3月31日まで。予定上限金額は4千630万円
人事関係までアウトソーシングしてしまってもいいのだろうかと思うが、委託する業務は定型で職員は非定型業務を取り組むという。
豊島区の正規職員数は1,858人(2018年)だが、そのほかの非常勤職員や派遣職員などもは働いている。非正規職員は何人働いているのだろうか。2019年4月1日の時点で、臨時職員が約1,200人、特別職非常勤職員が約650人(学校医など250人を含めると900人)が働いていた。(出展 区議会議事録の2019年9月30日答弁)アウトソーシングで対象になる人数は、2018年の数をベースにすると総計は3,700人ほどになる。
なお2020(令和2)年からは非常勤職員は「会計年度任用職員」と名称を変更して交通費の支給を行うなどで制度が変更されている。
■豊島区募集要項 https://www.city.toshima.lg.jp/032/kuse/jinji/012162/20201110.html
■豊島区人事白書 http://www.city.toshima.lg.jp/031/kuse/shisaku/shisaku/hakusho/001380.html
■豊島区議会議事録 http://www.kensakusystem.jp/toshima/
■会計年度任用職員 https://www.city.toshima.lg.jp/477/1910291129.html