中池袋公園の「被ばくクスノキ」

池袋の新しいシンボルゾーン「ハレザ池袋」の公園にクスノキがある。このクスノキ(楠)は「被爆クスノキ2世」として豊島区役所が2003(平成15)年に長崎市から譲り受け、中池袋公園に植えられた。この木は、1945(昭和20)年8月9日に長崎の爆心地近くの山王神社境内で原爆の炸裂による強烈な熱線と凄まじい爆風により、大きな被害を受けた2本のクスノキの種から育てられた。
豊島区は1987(昭和57)年7月2日に23区で初めて「非核都市宣言」を行ない、1990(平成2)年に日本非核宣言自治体協議会に加入した。 その関係で長崎市から被爆クスノキを譲り受けた。同時に広島市から贈られた「被爆アオギリ2世」は南池袋公園に植えられたが公園の改修後の所在は不明。
■日本非核宣言自治体協議会 http://www.nucfreejapan.com/
■豊島区非核都市宣言 http://www.city.toshima.lg.jp/026/kuse/hewa/hewa/003758.html
■中池袋公園 https://hareza-ikebukuro.com/media/#media_event_park