珠玉の昆虫標本 ーー江戸から平成の昆虫研究を支えた
東京大学秘蔵コレクション

池袋1丁目の「池袋の森」の近くにあった『平和・トンボ資料館』(館長白石浩次郎さん)が2010年9月に閉館し、その資料が2010年12月に東京大学総合研究博物館に寄贈され。その資料が7月14日から10月14日に東京大学総合研究博物館の特別展示『珠玉の昆虫標本 ーー江戸から平成の昆虫研究を支えた 東京大学秘蔵コレクション』展で展示公開される。
今回の展示は<東京大学総合研究博物館が収蔵している約70万点の昆虫標本のうち、日本の昆虫研究史の源流ともいえる学術標本から現在に至るまで継続的に収集、研究されてきた秘蔵コレクション約50,000点を公開>する。主な展示は15のコレクションで、江戸時代に製作された日本最古の昆虫標本、明治~大正期の昆虫標本、ブータン国王陛下から贈呈されたブータンシボリアゲハなどとともに「平和・トンボ資料館館長・白石浩次郎のトンボ標本」も展示される。なお『平和・トンボ資料館』の資料は<白石浩次郎昆虫コレクション目録 蜻蛉目>として写真とともにインターネットで公開されている。
東京大学総合研究博物館(本郷キャンパス) 10:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日は月曜 入館料 無料     旧トンボ資料館資料>>●
■珠玉の昆虫標本展 http://www.um.u-tokyo.ac.jp/exhibition/2018konchu.html
■東大 白石浩次郎コレクション目録 http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DDoubutu/shiraishi/jp/index.php