東京都は、2025年7月〜8月に実施した「人権に関する都民の意識調査」の結果を12月に公表した。
日本社会で「人権が尊重されている」と回答した都民は63.9%、「尊重されていない」と回答した人は36.2%でした。2024年の調査と比較すると、「尊重されている」は1.9ポイント減少、「尊重されていない」は2.0ポイント微増している。
「尊重されていない」と回答した1,807人にその理由(複数回答)は、30.2%が<テレビやネットの報道を通じ、社会で人権侵害や誹謗中傷が増えたと感じるから>、29.3%が<自分中心で他人のことを考えない人が増えたと感じるから>となっている。
人権に関して関心のある事項(複数回答)では、ネット関連の問題が上位を占めています。<インターネットによる人権侵害>42.5%、<プライバシーや個人情報の流出・漏えい>37.1%、<子供の人権>35.8%、<ハラスメント(セクハラ・パワハラ等)>35.0%、<女性の人権>30.1%、<犯罪被害者やその家族>24.6%、<障害者の人権>24.5%。
また、10%台の回答には「性的搾取・人身取引」「LGBT等、性的マイノリティの人権」「外国人の人権」「アイヌの人々の人権」「婚外子や無国籍の人の人権」「路上生活者(ホームレス)の人権」などが挙げられました。
ヘイトスピーチに対する認識については、<ヘイトスピーチを伴うデモや街宣活動等を見聞きしたことがある>2,961人に対し、どのように感じたかを尋ねた結果、回答が分かれた。 32.7%が「いろいろな考え方があり、特段問題ないと思った」、31.9%が「不愉快(で許せない)と思った」、24.2%「日本に対する印象が悪くなると思った」。
調査は2025年7月〜8月に、対象は都内在住の満18歳以上の男女5,000人(インターネット調査)実施
■「人権に関する都民の意識調査」詳細 https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/10jinken/sesaku/ishiki
■調査報告全文 https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/soumu/2412_ishikityousa_zennbunn