東池袋の新文芸坐で、1月20日から29日に女優の岩下志麻さんが出演した20作品の連続上映が行われる。岩下さんが映画デビューして60年だそうで、文芸春秋社から春日太一さんの『美しく、狂おしく 岩下志麻の女優道』が刊行された記念の興行。
初日の20日は「心中天網島」と「はなれ瞽女〈ごぜ〉おりん」、2作品とも監督は篠田正浩さん、音楽は武満徹さんの作品だ。上映される20作品のうち初期作品は1961年の「好人好日」渋谷実監督、音楽は黛敏郎、1962年「秋刀魚の味」監督は小津安二郎で、近作は1990年の「極道の妻たち 最後の戦い」。全作品35mmプリント上映
なお、20日の14時半ごろから春日太一さんが聞き手で岩下志麻さんのトークショーが行われる。新文芸坐は2本立て 入場料1350円、学生1250円 シニア1100円
■新文芸坐 http://www.shin-bungeiza.com/