6月22日の新聞に<「もしもし」の手話がない理由 それは、これまで電話が、きこえないひとにとって遠い存在だったから。 電話リレーサービスから始まる、新しい毎日。>という一面広告があった。
何に これは?と調べてみたら、7月1日から『電話リレーサービス』という聴覚障害者や発話に困難な人に向けてのコミュニケーションサービスが始まるとの広告だった。
このサービスは、「聴覚障害者等による電話の利用の円滑化に関する法律」2020(令和2)に基き2021年7月から実施されるサービス。
サービスは、聴覚障害者や発話に困難を抱える人が、パソコン、スマートフォン・タブレットでも電話を利用できるようにするサービスで、映像でオペレーターが手話などで緊急通報や日常的な仕事、家族、友人とのやりとりなどを仲立ちして対話できるサービス。
サービスを利用するには下記のサイトからアプリをダウンロードして登録することが必要。利用できるのは24時間365日で、費用は通訳料などは無料で、しかし通常のネット回線料(通信料)が必要となる。
このサービスを実施するのは政府から「電話リレーサービス提供機関」に指名された「日本財団電話リレーサービス」。その運営経費は、政府が私たちが所有する固定電話・携帯電話・IP電話の1番号につき年間7円をNTTやau、ソフトバンクなどの電話事業者を通じて集めて、「電話リレーサービス提供機関」に支給する。
■電話リレーサービス https://nftrs.or.jp/
■総務省電話リレーサービス https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/telephonerelay/index.html
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