毎年10月に府県別の最低賃金が更新される。今年は据え置きか1円から3円引き上げ。東京は前年と同じ1,013円、隣の神奈川は1円引き上げて1,011円、埼玉は2円引き上げで926円になる。関東圏で一番低額なのは2円引き上げで群馬の835円となっている。
全国平均は<902円>で前年より1円引き上げとなっている。東京が最高額1,013円、そして一番低額なのは、福岡を除く九州全県(佐賀・長崎・熊本・大分。宮崎・鹿児島・沖縄)、四国では愛媛・高知、そして中国地方の鳥取・島根、東北では青森・岩手・秋田・山形の790円となっている。
地域によって生活費がそれほど違うのだろうか。電化製品、携帯料金、コンビニなどはどこでも同じ値段。ちなみに18年前の2002年の最低賃金は、全国加重平均は663円、東京が最高額708円、一番低いのは沖縄の604円だった。
■2020年最低賃金 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
■東京労働局 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/houdou/20200821chinginka_00028.html