東京芸術劇場が開館したのが1990年10月で今年で30年になる。劇場が主催して30年周年を記念して演劇公演、オペラ、コンサートを開催する。
その第一弾が10月15日から11月1日までシェイクスピア『真夏の夜の夢』を公演する。こう芝居は原作に野田秀樹さんが潤色、演出は ルーマニアのシルヴィウ・プルカレーテさん、鈴木杏さん、北乃きいさん、加治将樹さん、矢崎広さんなどが出演する。
次は10月30日・11月1日にモーツアルトオペラ<野田版『フィガロの結婚』~庭師は見た!~>演出野田秀樹さん、指揮は井上道義さん。
第3弾は12月4日に読売日本交響楽団演奏会、指揮者はマキシム・パスカルさん、ピアノは若手のホープ反田恭平さん。演奏曲はラヴェルの左手のためのピアノ協奏曲、ドビュッシーの「海」など
東京芸術劇場の地には、以前は東京学芸大学附属小学校が1964年まであり、その後は空き地の状態が長く続いていた。その空き地について池袋西口商店街などから東京都に「芸術文化会館」建設の要望が強くあった。池袋西口商店街は誘致を進めるために、その空き地で、区内の小・中学校や高校、大学のブラスバンドやオーケストラ、豊島区管弦楽団などが出演する「キャンパス音楽祭」を開催していた。
芸劇の都民披露公演として 1990年11月4日に豊島区管弦楽団の演奏会がありチャイコフスキーの交響曲 第6番「悲愴」など演奏した。
■東京芸術劇場30周年 https://www.geigeki.jp/ch/ch2/index.html
■『真夏の夜の夢』 https://www.geigeki.jp/performance/theater245/
■『フィガロの結婚』https://www.geigeki.jp/performance/concert212/
■読売日本交響楽団 https://www.geigeki.jp/performance/concert219/