池袋西口のランドマーク東京芸術劇場は1990年に開館して26年たった。この劇場は何人が利用しているのだろう。劇場を東京都から委託されている東京都歴史文化財団の資料によると年間およそ100万人が利用している。この100万の利用者は池袋の街に何をもたらしているのだろうか?コンサートや観劇の前後に池袋で食事・買い物・・など。
具体的には2014(平成26)年のデータによると1999席のコンサートホールの稼働率は76.7%で、観客は330,735人、プレイハウス(834席)の稼働率は96.3%で151,986人、地下1階の2つのシアター(324席と270席)は94.6%と97.7%で107,056人で非常に高い稼働率となっている。展示場やリハーサル室、1階の郵便局や1階と2階のレストランなどの詳細なデータは不明なので100万人だと言うのはおおよその人数なのだろうが、もっとたくさんの人が芸劇を利用しているのではないだろうか。
※データは東京都がホームページで公表した東京芸術劇場の指定管理者候補者選定結果に掲載の「東京芸術劇場事業計画書」より引用
■東京芸術劇場 https://www.geigeki.jp/about/index.html
■東京芸術劇場事業計画 http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/bunka/sisetsu/29-32_sentei.html