東武百貨店池袋店で2月16日から21日に「WAZA2018(伝統的工芸品展)」が開催される。伝統的工芸品ってどんなものがあるのだろう。<工芸品の原材料や技術・技法の主要な部分が今日まで継承され、その持ち味を維持し、産業環境に適するように改良を加え、時代の需要に即した製品作り>がされている工芸品を言う。現在230品目が法律で指定されていて、そのうちの86品目の伝統的工芸品や、各地のふるさと工芸品など合計約100産地の工芸品が展示販売される。
展示会と同時に、赤間硯ペンダント作り(赤間硯・山口県)、こけし絵付け(宮城伝統こけし・宮城県)などの製作体験、そして、評論家の山田五郎さんや書道家の矢部澄翔さんなどによるトークショーが行われる。
●ノート 現在東武の11番地「GAP」売り場あたりは、2001年から2012年まで「全国伝統的工芸品センター」が青山に移転する前まで伝統的工芸品展示の中心施設だった。そして以前の1992年から2001年3月まで東武美術館があった。
■東武池袋店WAZA2018 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/1294/
■伝統的工芸品産業振興協会 http://kougeihin.jp/association_info/20180118_waza/