東武百貨店池袋店で2月15日から21日まで『伝統的工芸品展「WAZA2017」』が開催される。国指定の伝統的工芸品225品目の内87品目を含む日本各地の逸品1117品目が集まる。展示販売だけではなく染色や陶磁器。木工品などの制作過程の実演、そして東京手描友禅のハンカチ彩色、三川内焼の皿下絵付けなどの製作体験 などもある。
ここで伝統的工芸品といわれるものは伝統工芸品のうち、・主に日常生活の中で使われているもの。・手づくりである。・伝統的な技術又は技法が守られている。・伝統的に使用されてきた天然の原材料が用いられている。・産地が形成されているの5項目に該当するものを通商産業省が<伝統的工芸品産業の振興に関する法律>で指定したもの。
東京では村山大島紬、東京染小紋、本場黄八丈、江戸木目込人形、東京銀器、東京手描友禅、多摩織、江戸和竿、 江戸指物、江戸からかみ、江戸切子、江戸節句人形、 江戸木版画、江戸硝子、江戸べっ甲、東京アンチモニー工芸品 の16品目が指定されている。2016年には長崎県の「長崎べっ甲」など3品目が指定された。
■WAZA2017 http://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/697
■通産省 http://www.meti.go.jp/press/2016/01/20170126001/20170126001.html