豊島区未来戦略推進プラン2021」(案)

豊島区が「豊島区未来戦略推進プラン2021」(案)を作成し、区民からの意見を求めている(パブリックコメント制度)。プランは将来像編(57ページ)とより詳細な2021年度の予算を含み計画事業編(269ページ)の2部編成でかなりの分量の資料となっている。この資料は区役所とホームページで閲覧できる。膨大な資料を読み解くのは大変だが、ホームページでは、関心ある検索キーワードまたはトピックで検索してチックできる。意見は3月31日までにファクス、Eメールで豊島区役所企画課へ。
このプラで豊島区の重点テーマを1新型コロナウイルス感染症へに対策、2SDGsの推進、3デジタル化の推進、4池袋の都市再生の4つに設定して計画の詳細を明らかにしている。
いずれのテーマも重要な課題だが、ここでは、その4番目の池袋の都市再生についてみてみる。副題として<駅袋(エキブクロ)脱却 池袋駅東西を国内最大級の歩行者空間に>となっている。具体的には「池袋東口グリーン大通り広場化」と「池袋駅西口地区駅前広場」の2つを重点課題としている。ただ2021年に実現するものではなく将来像の提示に止まっている。
現在の状況は、池袋東口については造幣局跡地の一部に2023年9月に東京国際大学開校予定、区役所前の南池袋2丁目C地区再開発の都市計画決定(2018年6月)、東池袋1丁目地区再開発の都市計画決定(2020年9月)されていて、街づくりが進行している。
池袋駅西口地区は、まだ、都市計画決定されていないが、ロサ会館周辺の西池袋1丁目地区と、東武百貨店を含む池袋駅西口地区の再開発の準備が進められていて、2021年度中に都市計画決定される予定となっている。
■豊島区未来戦略推進プラン2021http://www.city.toshima.lg.jp/003/kuse/iken/publiccomment/2002171705.html