豊島区役所が2015年度(2015年4月から2016年3月)の一般会計の収入と支出を12月8日にHPで公表した。収入は1,400億円、支出は1,367億円で33億円の黒字となっている。ただ黒字のうち2016年度に払わなければならない3億円があり、実質的には29億の黒字となっている。
一般会計の主な収入は、特別区民税などで311億円、特別区交付金(固定資産税などを都と特別区23区で分ける)が306億円、地方消費税交付金83億円、国庫支出金188億円などとなっている。豊島区には一般会計とは別に、3つの主な会計があり、国民健康保険で359億円後期高齢者医療で55億円介護保険が187億円の収入があった。一般会計と特別会計の収入を合計すると1,969億円となっている。
一般会計の支出は、生活保護費や児童手当などの扶助費が301億円、物品購入や光熱費に193億円、施設の建設費などの投資的経費143億円、議員や職員などの人件費が212億円、その他472億円となっている。
この決算は9月から10月に開催された豊島区議会に於いて審議され認定された。この決算についての議会の各会派の意見表明が行われ、その概要は広報紙「としま区議会だより」253号に掲載されている。
■豊島区役所の財政 http://www.city.toshima.lg.jp/004/kuse/shisaku/shisaku/zaise/1612020903.html
■としま区議会だより http://www.city.toshima.lg.jp/367/kuse/gikai/tayori/1611281150.html