豊島区池袋エリアで開催される東京芸術祭の概要が5月16日に発表された。名称は「東京芸術祭2018 」(英称:Tokyo Festival 2018)で開催期間は2018(平成30)年9月1日から12月9日の計100日間。会場は東京芸術劇場、あうるすぽっと、池袋西口公園、南池袋公園ほか。
ラインアップは「東京芸術祭 直轄事業」でディレクター は横山義志さんで、池袋西口公園『野外劇 三文オペラ』(池袋西口公園)、『ガラスの動物園』(芸劇)など。
「フェスティバル/トーキョー18」(FT18)はディレクター 長島確さんで、ピチェ・クランチェン演出・振付作品(南池袋公園)など。
「芸劇オータムセレクション」ディレクター 内藤美奈子さんでNODA・MAP『贋作 桜の森の満開の下』、『ゲゲゲの先生へ』 【原案】水木しげるなど。
「としま国際アート・カルチャー都市発信プログラム」はディレクター根本晴美さんと杉田隼人さんで、野村万蔵さんの構成・演出で伝統芸能@南池袋公園、30回目を迎える『池袋演劇祭』など。
「APAF-アジア舞台芸術人材育成部門」はディレクター 多田淳之介さんで「国際共同クリエーション公演」、「アートキャンプ」など。
この芸術は従来から行われていたいくつかをまとめただけかと思われるが。総合ディレクターの宮城聰さんのもとで各部門のディレクターの協働で開催されるようだ。
宮城聰さんのおもいは発表リリースで<「不遇感を持っている多数と、その多数から見た既得権層の2つに分断されてしまった時、その社会は忌まわしい悲劇に呑み込まれる。これが我々が歴史から学んだことです。しかし今また人類がこの愚行を繰り返そうとしているとき、舞台芸術人として、微力ながらこの分断を縫合することを東京芸術祭を通じてできないだろうか。(一部略)>という思いで3つの柱を企画のポイントとしている。
池袋西口公園での野外公演を行いうなど安価でハイクオリティな作品などで『開く』、2番目は世界の最高峰や最先端が東京に集まってくる、と実感してもらえる作品の上演『極める』、3番目は東京だけではなく日本全体が活性化する契機とすべく、東京と地域が『つながる』の3つの柱で進めるという。
■東京芸術祭 http://tokyo-festival.jp/news/1453/
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