都知事や都議会議員の月額の報酬が3~4千円引き上げになる。
この引き上げで都知事は146万円、副知事は119万2千円、教育長は111万円。都議会議長は127万4千円、副議長は115万円、委員長は106万2千円、副委員長は104万3千円、議員は102万5千円。なお、この月額報酬にプラスして期末などの<諸手当>を加えて支給される。
この引き上げは、学識経験者などで構成される「東京都特別職報酬等審議会」の1月24日の答申によるもの。審議会が改定に当たって考慮すべき諸指標のうち主要な指標として、<都内の消費者物価>、<都一般職の月額給与>、<総理大臣など>の報酬をあげている。
参考までに都職員給与の状況をみると、一般行政職の<平均給料月額は31万6千円>、期末手当などを含む<平均給与月額は45万1千円>(42.4歳)。小中学校教育職は<平均給料月額33万7千円>、<平均給与月額は43万7千円>(40.0歳)となっている。
豊島区では、2023年12月現在の区長月額報酬は97万4千円と地域手当19万4千円(プラス期末手当3.8月分)。副区長は82万8千円と地域手当16万5千円(プラス期末手当3.7月分)、区議は60万2千円となっている。
■都特別職報酬等審議会  https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2024/01/24/03_01.html
■都職員給与 https://www.koho.metro.tokyo.lg.jp/2023/11/03_01.html
■豊島区 https://www.city.toshima.lg.jp/012/kuse/koho/kohoshi/backissue/r05/documents/20231201_all.pdf