『トキワ荘と手塚治虫―ジャングル大帝の頃―』
「トキワ荘マンガミュージアム」特別展

豊島区の「トキワ荘マンガミュージアム」の特別展『トキワ荘と手塚治虫―ジャングル大帝の頃―』が4月17日から8月9日の予定で開催される。
手塚治虫さんが「トキワ荘」に住んでいたのは1953(昭和28)年初旬から1954年10月まで、特別展はこの2年ほどの時期に、<手塚さんが描いた作品やエピソードを直筆原稿>などを、そして<関西から東京に来るまで>のことや、トキワ荘から<転居後のトキワ荘のマンガ家たちとの交流>などについてに展示される。
手塚治虫さんが「トキワ荘」に住んでいた時期に住んでいたマンガ家は寺田ヒロオさんのみで、その後にたくさんの漫画家たちが住むようになった。ミュージアムのホームページによると、手塚さんは自らのトキワ荘時代のことを「トキワ荘前史」と呼んでいるという。
その「トキワ荘」は豊島区椎名町(現南長崎)にあった木造アパートで、手塚治虫さんをはじめとする現代マンガの巨匠たちが住み集い、若き青春の日々を過ごした伝説のアパートになっている。そのアパートは1982(昭和57)年12月に解体された。その後2020年3月に豊島区が「トキワ荘」跡地の近くの公園に「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」として「トキワ荘」の外観をモデルとしたミュージアムを開館した。
現在、新型コロナウィルス感染症の拡大防止策で下記HPから予約を優先。特別展入館料 大人500円、小中学生100円
■豊島区立トキワ荘マンガミュージアム https://tokiwasomm.jp/
■手塚治虫 https://tezukaosamu.net/jp/