10月31日の衆議院議員選挙と同じ投票所で、最高裁判所裁判官の「国民審査」投票が行われる。この投票にどのような意味があるのか?最高裁判所の判事は何人?、その人はどの裁判に?、どんな判断を?などの情報が少ない。私たちがあまり関心を持たないからなのか?そんな時に役立つホームページでNHKが提供している。
今回の審査対象になるのは最高裁判事15人のうち11人で。HPでプロフィールと関与した裁判でどのような判断をしたかを。そして具体例として、最高裁が「夫婦別姓」を認めないのは「憲法違反ではない」と判決が下した。対象の11人でこの裁判に関与したのは7名で、その内3名の判事(三浦・草野・宇賀)が違憲と意見表明している。
2019年の参議院選挙の「1票の格差」は憲法違反か?判決は合憲となったが、この裁判に関与したのは対象の11人のうち6人で、違憲状態(三浦)、条件付き合憲(草野)、違憲(宇賀)と意見表明した。
「表現の不自由展」施設の利用を認めるか・建設アスベスト集団訴訟・米軍基地移設に伴う 辺野古サンゴ移植訴訟などについても情報が掲載されている。
■NHK「国民審査」ページ https://www3.nhk.or.jp/news/special/kokuminshinsa/2021/index.html
■国民審査 選挙公報 https://www.r3syuugiinsen1.metro.tokyo.lg.jp/examination/index.html
■審査選挙公報全文pdf https://www.r3syuugiinsen1.metro.tokyo.lg.jp/img/examination/examination.pdf
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