東京都の最低賃金

全国の最低賃金(2019/10)

10月1日からの東京都内で働く人は、これまでの1時間当たり賃金が28円賃上げされて1,013円となった。最低賃金を決めるのは、中央政府の最低賃金審議会で賃金の実態調査結果など各種統計資料をもとに各地の引上げ額を提示し、その額をもとに各都道府県の地方最低賃金審議会で決定されている。
東京都では1,013円、南の沖縄県、東北の青森では790円と223円の差がある。そして東京都のとなり埼玉県は926円、千葉県は923円、関東で一番低額なのは群馬県の835円で、東京都と178円の差がある。全国の2019年の最低賃金の加重平均は901円となっている。(平均と加重平均は異なる)
東京都で最低賃金のこれまでの経過は、1975(昭和50)年の258円、1985(昭和60)年477円、1995(平成7)年650円、2005(平成17)年714円、2015(平成27)年907円、2019(令和元)年1013円となっていて1975年から3.9倍となっている。
■厚生労働省 https://pc.saiteichingin.info/
■都の最賃経過 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/jirei_toukei/chingin_kanairoudou/toukei.html
■加重平均 https://toukeigaku-jouhou.info/2015/08/23/weighted-average