7月に「中央最低賃金審議会」が1時間あたりの地域別最低賃金の<引上の目安額>を公表した。引き上げは額は、Aラック地域は41円,Bランク地域 40 円、Cランク地域 39 円。それを都道府県の最低賃金審議会が参考にして、各地の最低賃金額を決めた。
地域によって引上げ額は、目安と示された額を上回る地域もある。引上げ額は<39円から47円>の幅で行われる。引上げ額が高いのは島根県と佐賀県の2県の47円、次は46円は2県、45円は4県、44円は5県、43円は2県、42円は4県、41円は10都府県、40円は17道府県、引上げ額が最小は岩手県の39円。
その結果、昨年は東京・神奈川・大阪の3都府県だったが、今回は1000円以上は、東京都1113円 埼玉県1028円、千葉県1026円、神奈川県1112円、京都府1008円 、大阪府1064円、兵庫県1001円との7都府県となっている。
他方800円代にとどまったのは、青森・岩手・徳島・愛媛・高知・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄の11県。
最高額(東京1,113円)に対する最低額(岩手893円)の比率は、80.2%(昨年度は79.6%)(図は厚生労働省のまとめ)
東京で最低賃金で1日8時間、20日働いて月給は178,080円、手取りは?生活できるのだろうか。
■東京最低賃金 https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/houdou/20220901chinginka_00004.html
■中央最低賃金審議会 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34684.html
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