池袋西口の「立教通り」を一方交通道路にする計画が進んでいる。「西池袋まちづくりニュースNO7」によると区役所が提示したプランは、立教通りを商業、教育、住宅の3エリアに区分して、住宅エリアは相互通行部分にして、あとの2区分は山手通りから池袋駅に向かう一方通行にする案となっている。
この立教通りのプランは、道路に<地球環境負荷の低減に寄与する持続可能社会への取組みとして新たな役割>をになう豊島区初の「環境モデル路線」を目指しているそうだ。
そのため、教育エリアでは道路幅11mのうち歩道部分は合わせて5.5m、あとの1.5mは樹木の植栽、車道は4m、商業エリアは歩道部分は6m、植栽や道路照明、防犯カメラなどで1m。住宅エリアは車道6m、歩道4m、植栽1mとなっている。この「環境モデル路線」が担う役割は安全性、防災性に加えて、新たに景観性、環境性を備えた道路だという。
この道路整備は2014(平成26)から豊島区役所が検討をはじめ、同年から地元の商店会や町会などと「立教通り整備推進協議会」を立ち上げて会合を行っていた。
池袋西口から山手通りへの道は、以前は池袋駅前からのアゼリア通りと立教通りの2本の道路のみだった。そこに2011(平成23)年にビックリガードから山手通り抜ける「西池通り」、そして2018年に劇場通りから山手通りへの「みたけ通り」が開通して。立教通りの交通量が減少し、一方通行にしても弊害が少なくなっている。
■立教通り整備事業 http://www.city.toshima.lg.jp/330/rikyo/1908161028.html
■西池袋まちづくりニュースNO7
http://www.city.toshima.lg.jp/330/rikyo/documents/rikkyounisiikenewsno7.pdf
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