豊島区議会はオンラインで委員会に議員が参加可能になった。可能になったのは2021(令和3)年度第1回定例会の初日2月10日に、「豊島区議会委員会条例」の一部を改正してオンラインでの審議に参加できるとした。
この条例は委員会の運営についてであり本会議での運営には適応されない。さらにこの改正は新型コロナウイルスへの対応に限定されたもので、委員自身が感染か濃厚接触者、感染の疑いがある場合のみとなっている。本会議については法律(地方自治法113条)で「議場にいること」と定めているため条例変更はできない。
都政新報3月2日号によると豊島区では2月22日、25日に濃厚接触者になった議員が「ZOOM」で自宅から委員会に出席し採決にも参加した。墨田区議会でも2月22日に条例改正が行われてオンライン参加が可能となっている。
本会議でもオンライン参加が可能になるよう昨年9月に「目黒区議会」が法律(地方自治法)改正を求める意見書を衆議院議長、参議院議長、総理大臣に提出している。
■都政新報3月2日号 https://www.toseishimpo.co.jp/
■地方自治法 113条 https://gnv-jg.d1-law.com/article/20200508/20603/print/
■目黒区議会 https://www.city.meguro.tokyo.jp/kugikai/ikensho/ketsugiikenR2/02-3-ikennsyo.html