東京空襲資料展 2021/3/7

東京芸術劇場の地下1階のアトリエウエストで東京都主催「東京空襲資料展」が3月7日から17日(8日・9日は休館)まで開催される。展示されるのは空襲関連資料・写真パネルの展示と証言記録映像が放映される。
昭和16年(1941)12月に戦争が始まり、東京には昭和17年(1942)4月にアメリカ軍による空襲が始まり、昭和19年(1944)夏頃から、空襲が本格化し、昭和20年(1945)3月10日に現在の墨田区・江東区・台東区を中心とする下町地区にB29爆撃機による大規模な空襲が行われた。この空襲で10万人ともいわれる命が失われ、被災者は100万人を超え、被災家屋26万戸以上あったと言われている。
豊島区が大きな被害にあったのは、下町の空襲のあとの4月13日に東京西北部一帯を襲ったの城北大空襲で、豊島区域の7割を焼失、死者778人、負傷者2,523人、焼失家屋34,000戸、罹災者161,661人になった。
東京大空襲に関連する施設として「東京大空襲・戦災資料センター」が2002年に江東区北砂1丁目に市民によって設立されている。このセンターでは関連資料の常設展示や調査研究を行っている。
■東京空襲資料展https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/bunka/bunka_seisaku/0000000716.html
■東京大空襲・戦災資料センター https://tokyo-sensai.net/