12月12日に小田島雄志・翻訳戯曲賞の受賞者が発表された。翻訳部門の受賞者は大川珠季さんと關智子さんの二人、上演部門は、劇団青年座と名取事務所の2団体。
大川珠季さんは『火の顔』『アンティゴネ』『未婚の女』の翻訳に対して、關智子さんは『アナトミー・オブ・ア・スーサイド』の翻訳に対して。
劇団青年座の授賞作品は、イ・ヤング(李羊九)作『黄色い封筒』の上演、名取事務所のパレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』の上演に対して。
小田島雄志・翻訳戯曲賞は、2017年まで翻訳家の小田島雄志さんが個人で主催し、優れた翻訳戯曲の提供者を表彰してきた賞。2018年からは、実行委員会が名称と趣旨を引き継いで運営している。
小田島雄志さんは、豊島区芸術顧問、東京芸術劇場名誉館長、名誉都民(2021年10月)で豊島区と縁があり、賞の事務局が<あうるすぽっと>にある。
■小田島雄志・翻訳戯曲賞実行委員会 https://sites.google.com/view/odashimaaward/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0
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