羽田新ルート 豊島区上空

羽田の新空港ルートが品川区の9月30日に投開票が行われる区長選挙で大きな争点(東京新聞WEB版9月27日)になっている。品川区内で旅客機が300メートルで飛ぶ地点があり、現職と新人が立候補していて意見が割れている。
この新空港ルートは豊島区も無関係ではない。南風のときC滑走路に着陸する便が豊島区の西武鉄道東長崎駅周辺の上空を通過する案が示されている。南風好天時の到着便で、15時から19時のうち、経路の切り替え時間を除く3時間半だそうだ。飛行高度は4000FT(1219m)から3000ft(914m)の間での飛行が想定されている。このルートは北区、練馬区を通過し東長崎を経て新宿の上空から羽田空港に着陸する。通過高度の4000FT(1219m)の騒音は大型機68・69dB程度が想定されている。ちなみに池袋駅前の平均値は67dB(国土交通賞試算。)
新空港ルートは外国人旅行者の増大や2020年の東京オリンピック・パラリンピックに備えて羽田国際空港の機能を強化するためのものだ。国土交通省による説明会は2016年から豊島区でも開催している。
■東京新聞 9月27日 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201809/CK2018092702000133.html
■豊島区役所 https://www.city.toshima.lg.jp/153/machizukuri/1507011358.html
■東京都庁 http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kiban/haneda/
■羽田空港のこれから http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/haneda/