東京都は、2021(令和3)年度の名誉都民候補として3名の方を9月の都議会に提案して同意を得て顕彰する。提案される方は、薬学者の宇井理生(88)さん、英文学者の小田島雄志(90)さん、ピアニストの室井摩耶子(100)さん。
そのうち小田島雄志さんは豊島区とは縁が深い東京芸術劇場の館長として、地元豊島区の国際アート・カルチャー都市懇話会の特別顧問などとして関わっている。そして、小田島雄志さんが2008(平成20)年に設立した「小田島雄志・翻訳戯曲賞」は豊島区民センターに事務局を置いている。
小田島さんは、顕彰候補者として<東京芸術劇場の館長を務めた折は、多くの方々にご助力いただき、ありがとうございました。これからも東京が魅力あふれる街であるようお祈り致します。>とコメントしている。
名誉都民選考委員会」は、荒俣宏さん、谷村新司さん、渡辺えりさん、瀬古利彦さん、都議会議員さんなど11名で構成されている。
■名誉都民候補者 https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/08/27/05_01.html
■小田島雄志・翻訳戯曲賞 https://sites.google.com/view/odashimaaward/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%