『東京空襲資料展』3月1~11日 東京芸術劇場

東京芸術劇場地下1階のアトリエウエストで『東京空襲資料展』が開催される。展示品は、戦中・戦後の生活や労苦を物語る資料、当時の様子を写した写真資料など。
1941年に太平洋戦争始まり、東京は1942年に米軍による空襲を受け1944年夏以降、空襲が本格化した。1945年3月10日に墨田区・江東区・台東区などの下町地区に米軍のB29爆撃機約300機が来襲し大規模な空襲が行われた。この2時間余りの空襲で10万人ともいわれる犠牲者が出た。その後も昭和20年8月15日までに100回を超える空襲が続いた。
豊島区が大きな被害にあったのは、下町の空襲のあとの4月13日に東京西北部一帯を襲ったの城北大空襲で、豊島区域の7割を焼失、死者778人、負傷者2,523人、焼失家屋34,000戸、罹災者161,661人になった。
東京大空襲については、常設の『東京大空襲・戦災資料センター』が江東区北砂1丁目にある。このセンターは、民間の公益財団法人政治経済研究所の付属博物館。
■東京空襲資料展 https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/bunka/bunka_seisaku/0000000716.html
■東京大空襲・戦災資料センター https://tokyo-sensai.net/