豊島区議会だより276号

6月から7月に開催された豊島区議会第2回定例会で、「性暴力の根絶を目指す決議」を可決した。決議案は議会初日(6月16日)の本会議場で細川正博さんが「性暴力の根絶を目指す決議」と衆・参議長、総理大臣などへの意見書「性犯罪に関する刑法規定の見直しを求める意見書」について提案理由説明し、採決が行われ1議員の反対があったが多数決で可決された。
決議には<豊島区議会は、刑法をはじめとする法規・施策が性被害当事者の実態に即したものとなるよう推進し、性暴力の根絶を目指す>と記述している。
意見書では<脅迫や不利益を示唆しての強要などによる不同意の性交に関する規定の創設、地位関係性を利用した性犯罪の規定の創設、性交同意年齢の引き上げ、公訴時効の撤廃や停止、などの課題について再検討を行い、性被害当事者の実態に即した法改正を>要望している。この意見書は地方自治法99条の規定によって提出される。
■豊島区議会だより(276号) https://www.city.toshima.lg.jp/368/kuse/gikai/tayori/2008181209.html
■決議・意見書の提案理由説明(録画) http://www.kensakusystem.jp/toshima-vod/video/R02-honkaigi/R020616-21.html
■性暴力の根絶を目指す決議 https://www.city.toshima.lg.jp/368/kuse/gikai/ikensho/2006170907.html
■性犯罪に関する刑法規定の見直しを求める意見書
https://www.city.toshima.lg.jp/368/kuse/gikai/ikensho/2006170925.html
■国会への意見書 https://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/ikensho.html