猪苗代四季の里

豊島区議会の「区議会だより」8月21日号によると、区立猪苗代「四季の里」を863万円、山中湖「秀山荘」を1,259万円で株式会社フォレストに売却することが決まった。(写真は猪苗代四季の里)
両施設とも2006(平成17)年度からの民営化されて、豊島区民だけではなく誰でも利用できる宿泊施設となっているが以前から収益赤字が続き、区の財政負担が大きくなってっているので検討を重ねていたという。
豊島区の考え方は、両施設をこのまま区が所有し続けた場合は、数年先に大規模改修が必要になり、約32億円の費用がかかり、他の選択の廃止・解体して更地にするにも約7億5千万円が必要になり、財政上、費用対効果を考えた結果、最低譲渡価格0円で公募で売却することになったという。
公募の結果、現在の委託事業者である株式会社フォレストに売却することが決まった。なお譲渡先とは譲渡後5年間は、豊島区民に対し料金や予約開始日等の優遇サービスを提供するなどの協定を結ぶ。
売却される「秀山荘」は、これまで毎年5月~7月に豊島区立小学校5年生が山中湖移動教室で利用し、「四季の里」は東日本大震災以前には、区立中学のスキー教室として利用していた。
■豊島区議会だより(276号) https://www.city.toshima.lg.jp/368/kuse/gikai/tayori/2008181209.html
■猪苗代四季の里 http://www.shiki-no-sato.com/
■山中湖秀山荘 http://www.syuuzanso.com/