訪都旅行者数等の実態調査

外国人が観光客の急激な増加は、オーバーツリズム(観光公害)を招いているが、地域経済への波及効果も大きい・・・。
都が観光客数等実態調査の結果を10月15日に発表した。調査結果によると2024年(1~12月)に東京を訪れた外国人は2478万6千人(前年比26.9%増)、消費額は3兆9624億8千7百万円(前年比43.6%増)。
外国人の観光消費による生産の拡大によってもたらされた雇用の拡大が効果が71万5千人。そして、観光消費の地域経済への効果の推計(個人住民税、法人住民税、法人事業税)で3009億9600万円。
また同時に、2025年1月から3月の3ヶ月間の調査報告も公表された。東京を訪れた外国人は2024年より39.1%増の742万人。その期間に外国人の消費額は、2024年より39.1%増の約9901億円となっている。
この調査は、東京都が観光産業振興に向けた施策を推進するための基礎資料として作成している。データは、外国からと国内からの観光客についての調査で、都内観光関連施設に集客数を照会や、空港などでのアンケートなどに基づいて推計している。
■訪都旅行者の実態調査結果 https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2025/10/2025101504
■訪日外客数(観光局)https://www.jnto.go.jp/statistics/data/visitors-statistics