池袋のランドマークである東京芸術劇場。その劇場がどのような方針で運営されているのか、これから運営されるのか。芸劇は池袋にとっては街にイメージや来訪者数など様々な影響を及ぼす施設でもあり関心がもたれる。
その芸劇がこれからどの様な方針で運営されるかを明示した文書が11月24日に公開された。それは2017年4月から2021年3月まで東京芸術劇場など5施設を運営する事業者を誰にするか決めるために都議会の了承を得るための公開の資料の中にある。
それは指定管理者候補者の東京都歴史文化財団が提出した『指定管理者提案書類(事業計画書)』。
その中で財団が豊島区や池袋に言及しているのは、基本方針の7項目の5番目に「地域に根差した劇場」、文化戦略2には「豊島区との連携、池袋に新しい観客を集める取組を推進」、≪戦略≫には「豊島区との連携:観光、産業分野を巻き込んだフェスティバル」、≪取組≫としては「池袋を文化拠点の一つとして確立:地域との連携 プログラムを展開」、さらに「豊島区や近隣教育機関等との連携による賑わいづくり」など豊島区・池袋など地域社会との関係を運営の重要な要素と考えているようだ。これからも池袋・豊島区の街と人と連携を深めていってほしい。
■東京都 生活文化局 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/11/24/22.html
■東京都歴史文化財団 https://www.rekibun.or.jp/
■都文化財団 指定管理者提案書類 http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2016/
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